1948-07-02 第2回国会 参議院 鉱工業委員会 第9号 昨年の國会の終り前後におきまして、御承知のように賃金の交渉の問題が鉱業所連盟と労働組合との間にとり進められておりまして、丁度國会の終る直前でございましたが、炭労との間に協定ができまして、いわゆる生産奬励金制度ができました、これは実は賃金について根本的な要求が当時出ておつたのでございますが、賃金の根本的の要求を果すためにはいろいろむずかしい條件があるので、それは將來の交渉に俟つてやるが、取敢ず増産ということが 吉田悌二郎